“なかやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
中山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その金谷の宿から少しはなれたところに、日坂峠というのがあって、それから例の小夜さよ中山なかやまに続いているんですが、峠のふもとに一軒の休み茶屋がありました。
半七捕物帳:47 金の蝋燭 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
吉備きびくに中山なかやま——美作みまさかにある——よ。それがこしのひきまはしにしてゐる、細谷川ほそたにがはおとんできこえることよ。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
小夜さよ中山なかやまというからには彼方むこうも山に相違ない。この次に予定を拵える時には山という字のつくところは一切抜きにしてやる。毎日こうじゃ生命が続かない」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)