“なおう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
縄生50.0%
那波翁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「二十三日、羽津はねつに陣し、縄生なおうには、とりでを築き、蒲生氏郷がもううじさと蜂須賀家政はちすかいえまさなどに、それらの要所をかためさせては、刻々に前進をつづけて来ます」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
という自信をもって、この縄生なおうに陣をとどめるとすぐ、津田、富田の二名に、委細いさいを云いふくめ、長島の信雄の城へ、ひそかに通わせていたのである。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、無造作に、一諾いちだくさせて、使者のふたりは、得たりとばかり——今、縄生なおうの陣へ、せ帰って、来たわけだった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ワシントン、那波翁なおう云々うんぬん中々なかなか小生はいの事にあらず、まん不幸ふこう相破あいやぶかばねを原野にさら藤原広嗣ふじわらのひろつぐとその品評ひんぴょうを同じゅうするも足利尊氏あしかがたかうじと成るを望まざるなり
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)