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どぶいた
ふりがな文庫
“どぶいた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
溝板
95.9%
泥溝板
4.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
溝板
(逆引き)
土筆屋
(
つくしや
)
の明りを後に旅立ってしまった。と一緒に万吉も、裏から
草履
(
ぞうり
)
を突ッかけて、
溝板
(
どぶいた
)
の多い横丁を
鼠走
(
ねずみばし
)
りに駈け抜けている。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
子供達は、お涌も時に
交
(
まじ
)
つて、その土蔵の外の
溝板
(
どぶいた
)
に忍び寄り、
俄
(
にわ
)
かに足音を踏み立てて「ひとりぼつち——土蔵の皆三」と声を
揃
(
そろ
)
へて
喚
(
わめ
)
く。
蝙蝠
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
どぶいた(溝板)の例文をもっと
(50作品+)
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泥溝板
(逆引き)
股引
(
ももひき
)
だの寝衣だのおしめだの下帯だのが干してあり、その下ではちょうど雑魚でも群れているように、
襤褸
(
ぼろ
)
を着た子供たちが
泥溝板
(
どぶいた
)
を踏鳴らしながら、喚いたり泣き叫んだり、
罵
(
のの
)
しり合ったり
恋の伝七郎
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「ええそう、あら、ここの裏よ、
泥溝板
(
どぶいた
)
に気をつけて下さいな」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
どぶいた(泥溝板)の例文をもっと
(3作品)
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