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泥溝板
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どぶいた
ふりがな文庫
“
泥溝板
(
どぶいた
)” の例文
銀太が
息杖
(
いきづえ
)
を持って出て来るようすであってみれば、ぴんとした言は断念したわけだろう、とりあえず
泥溝板
(
どぶいた
)
を踏み鳴らして逃げていった。
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
矢立を帯に
挾
(
はさ
)
んで、多少
前跼
(
まえかが
)
みになり、両手を——それは長くてぶら下げると
膝
(
ひざ
)
のあたりまで届くが——だらりと左右に垂れて、かの出ッ尻を後方で振り立てつつ、
泥溝板
(
どぶいた
)
を鳴らし
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
股引
(
ももひき
)
だの寝衣だのおしめだの下帯だのが干してあり、その下ではちょうど雑魚でも群れているように、
襤褸
(
ぼろ
)
を着た子供たちが
泥溝板
(
どぶいた
)
を踏鳴らしながら、喚いたり泣き叫んだり、
罵
(
のの
)
しり合ったり
恋の伝七郎
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「ええそう、あら、ここの裏よ、
泥溝板
(
どぶいた
)
に気をつけて下さいな」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
溝
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“泥溝”で始まる語句
泥溝
泥溝泥
泥溝鼠