“どきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
読経77.9%
度胸22.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今わの父が有難い上人の読経どきょうをしりぞけ、念佛をさえ唱えずに死んだことを何よりも歎いて、お姫様が回向えこうをしてお上げなされませ
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
読経どきょうと参拝をすまして、粛然しゅくぜんと、本堂を出て来た二十余名の浪士の一団があって、初めて、浅野家の百ヵ日らしいものが感じられた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小ツルなどからあからさまなことをいわれても、じろりと冷たい目でにらみかえす度胸どきょうは、だれにもまねのできないものだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
あきれたね。いい度胸どきょうさ、十八なんだよ。大下組の若いのと一緒になったんだけれど、何時いつの間にか、あんな凄い刺青を
刺青 (新字新仮名) / 富田常雄(著)