“としなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
年波50.0%
年浪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学生はしばらく沈思(ちんし)せり。その間に「年波(としなみ)」、「八重の潮路(しおじ)」、「渡守(わたしもり)」、「心なるらん」などの歌詞(うたことば)はきれぎれに打誦(うちずん)ぜられき。渠(かれ)はおのれの名歌を忘却(ぼうきゃく)したるなり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「今日吾知免(こんにちわれめんをしる)。亦将騎鶴遊(またつるにのりてあそばんとす)。上帝賚殊命(じょうていしゅめいをたまう)。使爾永相休(なんじをしてながくあいやすましめんと)。」「年浪(としなみ)のたち騒ぎつる世をうみの岸を離れて舟漕(こ)ぎ出(い)でむ。」石居は酒井(さかい)石見守(いわみのかみ)忠方(ただみち)の家来屋代(やしろ)某の女(じょ)を娶(めと)って、三子二女を生ませた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)