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とざい
ふりがな文庫
“とざい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
吐剤
50.0%
吐劑
16.7%
徒罪
16.7%
東西
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吐剤
(逆引き)
それを知った博物学の先生は驚いて医者を迎えにやった。医者は勿論やって来るが早いか、先生に
吐剤
(
とざい
)
を飲ませようとした。けれども先生は吐剤ということを知ると、
自若
(
じじゃく
)
としてこういう返事をした。
本所両国
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とざい(吐剤)の例文をもっと
(3作品)
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吐劑
(逆引き)
驅けつけた醫者の
吐劑
(
とざい
)
がきいて辛くも命が助かり、年のせゐで近頃滅切り弱つてゐた主人の金兵衞は、手當ての甲斐もなく息を引取つてしまつたのです。
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
とざい(吐劑)の例文をもっと
(1作品)
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徒罪
(逆引き)
これから災難で此の罪が友之助に係りまして、
忽
(
たちま
)
ちにお役所へ引かれますのを見て、文治郎
自
(
みず
)
から
名告
(
なの
)
って出て、
徒罪
(
とざい
)
を
仰付
(
おおせつ
)
けられ、遂に小笠原島へ漂着致し、七ヶ年の間、
無人島
(
むにんとう
)
に居りまして
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
とざい(徒罪)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
東西
(逆引き)
「
東西
(
とざい
)
、
東西
(
とうざい
)
、このところお聞きに達しまする浄瑠璃
芸題
(
げだい
)
、「
艶姿女舞衣
(
はですがたおんなまいぎぬ
)
」、語りまする
太夫
(
たゆう
)
、玉井
春昇
(
しゅんしょう
)
、三味線お京、いよいよ、三勝半七酒屋の段、そのため口上、東西東西」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
とざい(東西)の例文をもっと
(1作品)
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