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徒罪
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とざい
ふりがな文庫
“
徒罪
(
とざい
)” の例文
これから災難で此の罪が友之助に係りまして、
忽
(
たちま
)
ちにお役所へ引かれますのを見て、文治郎
自
(
みず
)
から
名告
(
なの
)
って出て、
徒罪
(
とざい
)
を
仰付
(
おおせつ
)
けられ、遂に小笠原島へ漂着致し、七ヶ年の間、
無人島
(
むにんとう
)
に居りまして
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“徒罪”の解説
徒罪(ずざい)または徒刑(ずけい、徒𠛬)とは、律令法の五刑の一つ。3番目に重い刑罰である。受刑者を一定期間獄に拘禁して、強制的に労役に服させる刑で今日の懲役と似た自由刑である。日本の大宝律令・養老律令では、単に「徒」と記されている。
日本では五刑の中で唯一律令制の確立とともに導入された刑で『日本書紀』の676年の条に初めて登場している。期間は1年から3年まで半年単位ごとに5段階に分けられていたが、私鋳銭製造の罪の場合は例外として終身に及ぶ事があった。
(出典:Wikipedia)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
罪
常用漢字
小5
部首:⽹
13画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒事
徒輩
徒労