“とくさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
特産50.0%
徳山37.5%
特別三等12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶんくにでとれるこめや、名産めいさん特産とくさん品々しなじなを、このくらやしきにおくってきて、それを大阪おおさか商人しょうにんりわたして、自分じぶんくに財政ざいせいをまかなうことになっていました。
芭蕉が「草庵に暫く居ては打やふり」と付けたる付け方、徳山とくさんの棒が空にひらめくやうにして、息もつまるばかりなり。どこからこんな句をねんして来るか、恐しと云ふほかなし。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そのまんま特別三等とくさんの寝床の中で足をツン伸ばしてアーッと一つ大きな欠伸あくびをしたもんですが、そのトタンに桑港シスコで知り合いの領事館の人からお土産に貰った小さな紙包みのことを思い出しました。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)