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徳山
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とくさん
ふりがな文庫
“
徳山
(
とくさん
)” の例文
何とまあ好い言葉だろう、此時此場、此上に好い語は有るまい。政宗は古禅僧の
徳山
(
とくさん
)
の意気である、それも
慥
(
たしか
)
におもしろい。然し利家は徳山どころではない、大禅師だ。
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
芭蕉が「草庵に暫く居ては打やふり」と付けたる付け方、
徳山
(
とくさん
)
の棒が空に
閃
(
ひらめ
)
くやうにして、息もつまるばかりなり。どこからこんな句を
拈
(
ねん
)
して来るか、恐しと云ふ
外
(
ほか
)
なし。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これは一門皆学者だつた博覧多識の去来には
徳山
(
とくさん
)
の棒よりも手痛かつたであらう。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“徳山”で始まる語句
徳山則秀
徳山城