“でんじゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傳授75.0%
傳習25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「お琴を縛るのに、寢卷の上へあはせを羽織らしたのもをかしい。かばひ過ぎたんだ。それから繩の結び目は、植木屋や仕事師や、船乘や、岡つ引ぢやない、あれは小道具の方から來た武道の傳授でんじゆ物だ」
傳授でんじゆしたる甲斐かひありと悦ぶ事限りなく爰に於て丸龜まるがめの道場は養子半四郎にまかせんと五左衞門は我名の一字をゆづつて後藤半四郎秀國ひでくに名乘なのら門弟中もんていぢうへも右のおもむきを吹聽ふいちやうなし五左衞門は是よりなほ流名りうめい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
爲しをり不※ふと阿蘭陀おらんだの名醫より傳習でんじゆしたりし稀代きたい妙藥めうやくテレメンテーナと稱物いふものにて則ち癲癇てんかん良劑りやうざいなり然れども今のしなのみならず阿蘭陀おらんだ人より傳へられたる奇藥きやく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)