“てんぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
展墓80.0%
典謨10.0%
点簿10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所領地の不破へ帰り着くと、半兵衛重治は、その一日を祖先の展墓てんぼにすごし、また一ときを、菩提山ぼだいさんたたずんで
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
〔譯〕堯舜げうしゆん文王は、其ののこす所の典謨てんぼ訓誥くんかう、皆以て萬世の法と爲す可し。何の遺命いめいか之にかん。せい王の顧命こめいそう子の善言に至つては、賢人のぶんおのづかまさに此の如くなるべきのみ。
と、点簿てんぼの名に、朱紙しゅしって差出した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)