“てらしま”の漢字の書き方と例文
語句割合
寺島100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例の麑島かごしま戦争の話などもあって、その戦争の事についてはマダ/″\いろ/\面白い事があるけれども、長くなるから此処こここれを略し、さて寺島てらしまの身の上は如何どうだと云うに
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
松木、五代、埼玉郡に潜むさてれから私の気になる松木まつきすなわ寺島てらしまの話はう次第である。松木、五代ごだいが薩摩の船から英の軍艦に乗移のりうつった所が、清水が居たので松木も驚いた。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
十四年の真面目しんめんもくの事実は、私がつまびらかに記して家に蔵めてあるけれども、今ら人のいやがる事を公けにするでもなしだまって居ますが、そのとき私は寺島てらしまと極懇意こんいだから何もも話して聞かせて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)