“ていぎん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
低吟66.7%
程銀33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万葉集にある浦島うらしまの長歌を愛誦あいしょうし、日夜低吟ていぎんしながら逍遥しょうようしていたという小泉八雲は、まさしくかれ自身が浦島の子であった。
蝸牛角上かぎゅうかくじょう何事をか争わん……石火光中の身を寄す……富にしたがい貧に随いしばらく歓楽す……口を開いて笑わざるは痴人ちじんのみ……老人は、何時かそんな詩を低吟ていぎんしていた。
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)
数としては、少なかったともいえるが、馬超の心をひどくくじいたものは、かの旗本八旗のうちの程銀ていぎん張横ちょうおうのふたりがあえない死をとげたことだった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
侯選こうせん程銀ていぎん李湛りたん張横ちょうおう梁興りょうこう成宜せいぎ馬玩ばがん楊秋ようしゅう
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)