“つぐの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
91.9%
5.4%
2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るにこれを受けたものが多く紙価を寄せてこれに報いた。達夫等は刻費をつぐのつて余財を獲、霞亭に呈した。霞亭は受くることをがへんぜなかつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
つぐのひの金屆きて一群の山を下りし時、少女の顏は色せて、目は光鈍りたりき。深山は蔭多きけにやあらん。
ニコニコとそれを見い、見い、身のぬらめきに、手唾てつばきして、……漁師が網をつぐのうでしゅ……あの真似をして遊んでいたでしゅ。
貝の穴に河童の居る事 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)