“つきだし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突出87.5%
築出12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中には玉蜀黍とうもろこしを焼いて出すもあり、握飯の菜には昆布こぶふなの煮付を突出つきだしに載せて売りました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
突出つきだしの初日からなんすれば、何も障りがなくって宜しい、其の時にはそれはまた心得て居やす
と、さっきから仲間ちゅうげんの宅助、天神河岸の築出つきだしにたたずんで、お米の姿を待ちあぐねていた。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)