“っかさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母様90.0%
母上10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庄「そうでないて事よ、きなよ、おめえもお母様っかさんのお墓参りに往くのなら、紋付の着物であらたまって、香花を手向るのが当前あたりまえじゃねえか」
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
お前おっかさんに心配しんぱいを掛けて、お母様っかさんがお食を勧めるのにお前は何故べない、段々疲れるよ、詰らん事をくよ/\してはいけませんよ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「どうも色々有難う御座いました。お母上っかさんにも宜しく……それでは明日あす。」
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)