トップ
>
ぢやうない
ふりがな文庫
“ぢやうない”の漢字の書き方と例文
語句
割合
場内
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
場内
(逆引き)
たいくつした見物人の話声が
一時
(
いちじ
)
に
止
(
や
)
んで、
場内
(
ぢやうない
)
は夜の明けたやうな一種の明るさと一種の
活気
(
くわつき
)
を
添
(
そ
)
へた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
長吉
(
ちやうきち
)
はこの種の音楽にはいつも興味を
以
(
もつ
)
て聞き
馴
(
な
)
れてゐるので、
場内
(
ぢやうない
)
の
何処
(
どこ
)
かで泣き出す
赤児
(
あかご
)
の声と
其
(
そ
)
れを
叱咤
(
しつた
)
する見物人の声に
妨
(
さまた
)
げられながら、
而
(
しか
)
も
明
(
あきら
)
かに語る文句と
三味線
(
しやみせん
)
の手までを
聴
(
き
)
き分ける。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ぢやうない(場内)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
いり
じょうない
じようない
なか
にはぬち