“ぢあひ”の漢字の書き方と例文
語句割合
地合100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地合ぢあひは永久、ぬひもまた永久だ。われらが死ねば宇宙も死ぬ。別の生物が別の情感をもつて世界に現はれる時、別の宇宙が生れる。
落葉 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
さうして宗助そうすけつてかへつた銘仙めいせん縞柄しまがら地合ぢあひかずながめては、やすい/\とつた。銘仙めいせんまつたしないものであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
眩ゆいやうな白いリンネルの褻衣したぎに掩はれたのも、掛衣かけぎぬの陰鬱な紫と、著しい対照を作つて、しかも地合ぢあひのしなやかさが、彼女の肉体のやさしい形を何一つ隠す所もなく、見る人の眼を
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)