“ちょぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貯蔵66.7%
儲蔵33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めるほどきたないものはちりかねなり」ということわざがあるが、これも貯めようによるべし、おそらく塵芥ちりあくたとても貯蔵ちょぞう法よろしきを得たなら、清くする工夫くふうもあろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
小使い部屋の物置きに石炭が貯蔵ちょぞうしてある。大きなのを一塊ひとかたまり持ってくるとさしあたりしのげる。
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
南宋となってから世もしばらく小康がつづいた。天下の名画をあつめた徽宗の宣和御府せんなぎょふ儲蔵ちょぞうも、往年の乱で大部分は散逸さんいつしたが、臨安の新都には、中興館閣儲蔵の制がふたたび設けられた。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)