“ちょうきょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聴許75.0%
張挙12.5%
長距12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「早速の御聴許ちょうきょ、それがしも共どもにお礼申し上げまする」と、信西も眉を開いて、うやうやしく会釈した。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
黄匪こうひの乱がやんでからまた間もなく、近年各地に蜂起した賊では、漁陽ぎょよう(河北省)を騒がした張挙ちょうきょ張純ちょうじゅんの謀叛。長沙ちょうさ江夏こうか(湖北省・麻城県附近)あたりの兵匪の乱などが最も大きなものだった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
花弁が四個あって、前記残留ざんりゅうの四萼片がくへんともに花の主部をなしており、いちじるしい長距ちょうきょがあって四方にで、下に向かって少しく弯曲わんきょくしている。すなわちこれがいかりの手に当たる部である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)