“弯曲”の読み方と例文
読み方割合
わんきょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静かな海面、すこし弯曲(わんきょく)した水平線、そして、そのうえに、ぽつぽつと浮かぶ三つの黒点——それこそ、近づく三隻の哨戒艦であった。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
花弁が四個あって、前記残留(ざんりゅう)の四萼片(がくへん)と共(とも)に花の主部をなしており、著(いちじる)しい長距(ちょうきょ)があって四方に突(つ)き出(い)で、下に向かって少しく弯曲(わんきょく)している。すなわちこれが錨(いかり)の手に当たる部である。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
それを握ると、すらりとあぶら流しに足さきを揃え、前へハネ、うしろへ弯曲(わんきょく)させて惹(ひ)くときには、もうブランコはさきのうつ向きになり、これもゆるく揺れている男の両手へ向っているのだった。
ヒッポドロム (新字新仮名) / 室生犀星(著)