“ちゅうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衷情74.2%
中将12.9%
中条6.5%
中丞6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四名は、身のすくみを覚えた。秀吉はなお縷々るる衷情ちゅうじょうを洩らした。具体的にも例を挙げて、信雄に対する不満の意を明かし、帰するところ
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……中将ちゅうじょうきみ(信雄)には、一刻もはやく、長島ながしまの御本城へおかえりあるこそ然るべく存ずる。あとは、家康が、しかと要害ようがいをかためておきますから
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「では伺いますが、先生、お江戸には中条ちゅうじょうってお医者があるそうじゃございませんか」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
中丞ちゅうじょうが上江の巡撫じゅんぶであった時、部下の役人に命じて三千金を都へ送らせた。