“中条”のいろいろな読み方と例文
旧字:中條
読み方割合
ちゅうじょう66.7%
なかのでう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十分とたたないうちに、選挙せんきょはすらすらと終わった。そして、高木たかぎ代表だいひょう中条ちゅうじょう代表候補者だいひょうこうほしゃということにきまった。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
「では伺いますが、先生、お江戸には中条ちゅうじょうってお医者があるそうじゃございませんか」
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
畑の色も暑ければ、茅葺藁葺の家も暑い、ゆるやかになつた川はもう興味を惹くやうなところもなかつた。中条なかのでうの町はこの暑い平凡な空気の中に古びた板葺茅葺の屋根を見せて居た。
草津から伊香保まで (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)