“ちゆうじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
衷情60.0%
中将20.0%
柱状20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の決心を打ち忘れて、斯かる痴態を演ずると云ふ、男子が衷情ちゆうじやうの苦痛を、貴嬢は御了解下ださらぬですか
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
寛成の皇子さまは、それが大へん、お気に入つたとみえ、おそばにゐた、中将ちゆうじやう河野実為かうのさねため
岩を小くする (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
半天はんてんは澄んで雲もなかつた。今は西に變つた風に追はれて流れる雲は長い銀色の柱状ちゆうじやうをなして東の空から長々と動き出してゐた。月がおだやかに照る。