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衷情
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ちゆうじやう
ふりがな文庫
“
衷情
(
ちゆうじやう
)” の例文
かつて幡随院長兵衛の劇を見たる時に、われは実に長兵衛の
衷情
(
ちゆうじやう
)
を悲しめり、然れども我は長兵衛の為に悲しむより、寧ろ当時の平民の為に悲しみしなり。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
其の決心を打ち忘れて、斯かる痴態を演ずると云ふ、男子が
衷情
(
ちゆうじやう
)
の苦痛を、貴嬢は御了解下ださらぬですか
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
と正直に
衷情
(
ちゆうじやう
)
を話してゐる。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“衷情”の意味
《名詞》
真心。誠心
本心。
(出典:Wiktionary)
衷
常用漢字
中学
部首:⾐
9画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“衷”で始まる語句
衷心
衷
衷甸
衷裡
衷甸両牡
衷甸兩牡