“中丞”の読み方と例文
読み方割合
ちゅうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一年あまりして王は給諌の党から弾劾だんがいせられて免官になった。王の家に一つの玉瓶ぎょくへいがあった。広西中丞ちゅうじょうが小さな過失があって譴責けんせきを受けた時に賄賂わいろとして贈って来たものであった。
小翠 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
中丞ちゅうじょうが上江の巡撫じゅんぶであった時、部下の役人に命じて三千金を都へ送らせた。
ある日、中丞ちゅうじょうが来て軍隊を検閲するというので、一軍の将士はみな軍門にあつまり、牆壁しょうへきをうしろにして整列していると、かの鳥がその空の上に舞って来て、脛に負っている矢を地に落した。