“ちゅうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仲尼42.9%
中二14.3%
中爺14.3%
厨事14.3%
忠二14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那でも孔子名はきゅう、字は仲尼ちゅうじといいますが、この丘と仲尼とを併せたものが名字であります。日本でも支那でも名というものはむやみに他人から呼ぶべきものでない。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
時に中二ちゅうじはまだ来ないのかな。
青蛙神 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ひげの長い、しゃ道行触みちゆきぶりを着た中爺ちゅうじいさんが、「ひどいですなあ」と云うと、隣の若い男が、「なに藪蚊やぶかですから、明りを附ける頃にはいなくなってしまいます」
百物語 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
奈良般若寺の古牒こちょうによると、慶長七年三月十三日の買い入れで、厨事ちゅうじ以下行米三石六斗の代価七貫百三十二文、上酒一斗二百十八文、下酒二斗三升で二百十七文とあるが
酒渇記 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
いえ何さ…さて忠二ちゅうじもお蔭様で一度にふッ切りまして漸く歩けるように成りましたから、お礼に一寸ちょっと是非上らなくッちゃアならんと申しましたが、生憎あいにく今日はお約束がございまして