“ちゅうおやじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中爺50.0%
中親仁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学校の門前もんぜんを車は通り抜けた。そこに傘屋かさやがあった。家中うちじゅうを油紙やしぶ皿や糸や道具などで散らかして、そのまんなかに五十ぐらいの中爺ちゅうおやじがせっせと傘を張っていた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
あごから爪先の生えたのが、金ぴかの上下かみしもを着たところは、アイ来た、と手品師が箱の中から拇指おやゆびつまみ出しそうな中親仁ちゅうおやじ
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)