“ちゃうもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
聴聞50.0%
聽聞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聴聞ちゃうもんいたしたいといふやうでございましたので。もうどうかかまはずご講義をねがひたう存じます。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
穂吉どのも、たゞ一途いちづ聴聞ちゃうもんの志ぢゃげなで、これからさっそく講ずるといたさう。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
たゞ一人でも穂吉のことから、まことに菩提ぼだいの心を発すなれば、穂吉の功徳くどく又この座のみなの衆の功徳、かぎりもあらぬことなれば、必らずとくと聴聞ちゃうもんなされや。昨夜の続きを講じます。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
乳母 はれま、結構けっこうなお教訓けうくんぢゃ、すがら此處こゝ居殘ゐのこっても、聽聞ちゃうもんがしたいわいの。てもま、學問がくもんきついものぢゃな! 殿とのさん、貴方こなたさしますことをひいさまにまうしましょ。