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だよ
ふりがな文庫
“だよ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
便
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
便
(逆引き)
四月の中旬まで待つうちに、半蔵は江戸表からの飛脚
便
(
だよ
)
りを受け取って、いよいよ江戸城の明け渡しが事実となったことを知った。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
この京都
便
(
だよ
)
りを手にするたびに、香蔵にしても、半蔵にしても、いずれも容易ならぬ時に直面したことを感じた。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
当時
洛外
(
らくがい
)
に
侘住居
(
わびずまい
)
する
岩倉公
(
いわくらこう
)
の知遇を得て朝に晩に岩倉家に出入りするという松尾多勢子から、その子の誠にあてた京都
便
(
だよ
)
りも、半蔵にはめずらしかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
飛脚荷物を持って来るものの名古屋
便
(
だよ
)
りまでが気にかかって、半蔵はしばらくその門前に立ってながめた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
留守中に届いた友人香蔵からの手紙が、
寛
(
くつろ
)
ぎの
間
(
ま
)
の机の上に半蔵を待っていた。それこそ彼が心にかかっていたもので、何よりもまず封を切って読もうとした京都
便
(
だよ
)
りだ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それは彼が父に読みきかせたいと思って持って来たもので、京都方面の飛脚
便
(
だよ
)
りの中でも、わりかた信用の置ける
聞書
(
ききがき
)
だった。当時ほど流言のおびただしくこの街道に伝わって来る時もなかった。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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