“たゝかは”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ老人の楽長がれて居る一人娘の大琴おほことを弾く姿のほつそりとして水を眺めたニムフのやうなのを美しいと思つた。肩章も肋骨も赤い青年士官が土曜日の晩だけ沢山たくさん来て静かに骨牌かるたたゝかはして居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)