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たつのくち
ふりがな文庫
“たつのくち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
辰口
40.0%
竜口
20.0%
辰之口
20.0%
龍之口
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辰口
(逆引き)
山に
入
(
い
)
る、
辰口
(
たつのくち
)
という小さな温泉に
行
(
ゆ
)
きて帰るさ、
件
(
くだん
)
の茶屋に憩いて、
児心
(
こどもごころ
)
に、ふと見たる、帳場にはあらず、奥の別なる小さき部屋に、黒髪の乱れたる、若き、色の白き、
痩
(
や
)
せたる女
一景話題
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たつのくち(辰口)の例文をもっと
(2作品)
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竜口
(逆引き)
阿部伊勢守正弘は三四月の
交
(
かう
)
病に罹り、五月以後には
時々
(
じゞ
)
登城せぬ日があり、
閏
(
じゆん
)
五月九日より
竜口
(
たつのくち
)
用邸に引き籠り、六月十七日午下刻に瞑した。享年三十九歳である。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
阿部正弘は
竜口
(
たつのくち
)
用邸にゐた。屋舎が倒れて正弘の夫人松平氏
謐子
(
しづこ
)
の侍女七人はこれに死した。正弘夫妻は幸に恙なきことを得て、正弘は直に登城した。当夜第一の登城者であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
たつのくち(竜口)の例文をもっと
(1作品)
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辰之口
(逆引き)
辰之口
(
たつのくち
)
向こうの遠藤様に、もう四年ごしご奉公しているんですがね。それにつけても、ねえ、だんな。
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
あれから
辰之口
(
たつのくち
)
へめえってお屋敷に願ったら、晩までというお約束ですぐに暇くれたんでね、横っとびに妹とふたりで四谷まで出かけていったないいんですが、勤めが勤めなんだから
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
たつのくち(辰之口)の例文をもっと
(1作品)
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龍之口
(逆引き)
その系圖が出て來て、恐れ乍らと
龍之口
(
たつのくち
)
へ持つて出ると、一萬石の大名に取立てられないものでもない。輕く扱はれても何千石のお旗本、將軍樣から格別の御
會釋
(
ゑしやく
)
があらうといふわけ。
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
たつのくち(龍之口)の例文をもっと
(1作品)
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“たつのくち”の意味
《名詞》
たつのくち【竜の口】
銅、鉄などで竜頭を作り、口から水が出るようにしたもの。
樋の口の水を出す部分。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
たつぐち