トップ
>
たしぎ
ふりがな文庫
“たしぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
田鴫
80.0%
田鷸
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
田鴫
(逆引き)
「食べられますとも。爺さんの話では、
田鴫
(
たしぎ
)
よりは少し味が
劣
(
おと
)
るけれど、あの鳥は丈夫な鳥だから、それにあやかりたいために、あれを食べると丈夫になるって、千鳥を食べるんですとさ」
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
先ず大別すれば三通りの焼き方がありまして、雀、
田鴫
(
たしぎ
)
、
鶫
(
つぐみ
)
、
椋鳥
(
むくどり
)
、
雲雀
(
ひばり
)
、
水鶏
(
くいな
)
、
鵯
(
ひよ
)
、
金雀
(
ひわ
)
、カケス、
山鴫
(
やましぎ
)
、山鳩、鴨、小鴨、
雁
(
がん
)
、牛、羊なぞはあまり焼き過ぎない方が良いとしてあります。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
たしぎ(田鴫)の例文をもっと
(4作品)
見る
田鷸
(逆引き)
鷭
(
ばん
)
も小鴨も、
田鷸
(
たしぎ
)
も、
鶉
(
うづら
)
も色々たんと棲んでゐる世の中だ。何か土産がありさうなものぢやないかと訊くと、菊五郎は子供のやうに
面
(
つら
)
を
膨
(
ふくら
)
ませて
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
たしぎ(田鷸)の例文をもっと
(1作品)
見る
“たしぎ”の意味
《名詞》
たしぎ【田鷸、田鴫】
チドリ目シギ科タシギ属に属する鳥の一種。学名:Gallinago gallinago。
(出典:Wiktionary)