“そらせいもん”の漢字の書き方と例文
語句割合
空誓文100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またのおいでまちますといふ、おいほどことをいふまいぞ、空誓文そらせいもん御免ごめんだとわらひながらさつ/\とつて階段はしごりるに、おりき帽子ぼうしにしてうしろからひすがり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
おい程の宜い事をいふまいぞ、空誓文そらせいもんは御免だと笑ひながらさつさつと立つて階段はしごを下りるに、お力帽子を手にしてうしろから追ひすがり、嘘か誠か九十九の辛棒をなさりませ
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)