“せんだっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先達97.8%
前達2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打敲ぶったゝくとしようよ、毎日此処へ休みながらお前のいう話がみんな為になるよ、あの先達せんだってちょっと聞いたが、神田の方ではお前の噂が高いよ
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しかし破壊的地震としては極めて局部的なものであって、先達せんだっての台湾地震などとは比較にならないほど小規模なものであった。
静岡地震被害見学記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
智馬死すると聞いてたちまちそむき去ったとはうけられがたいようだが、前達せんだって『太陽』へ出した「戦争に使われた動物」てふという拙文中にも説いた通り、昔は何地いずくの人も迷信重畳しおり