“せいじゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
静寂94.1%
凄寂2.9%
清寂2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公園には人影ひとかげがなかった。乾干ひからびた電車の音だけが夜の静寂せいじゃくを破っていた。空には星、地にはアーク灯、それのみが静かに輝いていた。
凄寂せいじゃくたる深更の剣気……。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ここでは、茶の「寸法」も「清寂せいじゃく」もいて、客亭主、わけ隔てないくつろぎだけに、話も自然多岐たきにわたった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)