“しんにゅうしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
侵入者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はちワリ、鉄棒てつぼう、六しゃくぼう、ありとあらゆる得物えものをとって、一時に、ワーッと侵入者しんにゅうしゃのゆく手をいとめにかかった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
びた深林しんりん背景はいけいに、何と云う好調和こうちょうわであろう。彼等アイヌはほろび行く種族しゅぞく看做みなされて居る。然し此森林しんりんに於て、彼等はまさあるじである。眼鏡めがねやリボンの我等は畢竟ひっきょう新参しんざん侵入者しんにゅうしゃに過ぎぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)