“しんずい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シンズイ
語句割合
真髄43.8%
神髄37.5%
真蘂12.5%
心髄6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
事実の真髄しんずいに余程近づいたことは確かだった。併し、真髄そのものは、矢張やっぱり今にも分り相でいて、少しも分らなかった。
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
豎子じゅし兵法を知らずといったのはそこだ。わしは坊主だが、孫呉の神髄しんずいが何だかぐらいは、じっておる。ただし、わしが引き受けるには条件がある、それを
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや許せ許せ。おれが悪かつたよ」と相変らずの御豁達かったつなお口振りで、「俺はあれからこつち、この谷奥のいおりに住んでゐる。真蘂しんずい和尚と一緒だよ。 ...
雪の宿り (新字旧仮名) / 神西清(著)
僕自身は宗教なき教育は人の心髄しんずいを動かすものでないと信ずるけれども、しからばとて学校の課目に宗教を入れることは、かえって教育の目的を阻害そがいするものと思う。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)