“しろいもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
白粉100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもこぢたけれど二ぐわつばかりの薄紅梅うすこうばいあわゆきといふかなにらねどからぬほどの白粉しろいもの玉虫たまむしいろの口紅くちべに
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
金胎こんたい両部の信仰のいかに神秘であるかを語って見せているようなその天狗の女性の方の白粉しろいものをほどこした面でも、そこに残存するものはもはや過去の形見だ。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)