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しらぬの
ふりがな文庫
“しらぬの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
白布
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白布
(逆引き)
宿直の姿が二階を放れて、段に沈むと、すらすらと三方へ、
三条
(
みすじ
)
の
白布
(
しらぬの
)
を引いて立ち別れた。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
戸の内は
厨
(
くりや
)
にて、
右手
(
めて
)
の低き窻に、
真白
(
ましろ
)
に洗ひたる麻布を懸けたり。
左手
(
ゆんで
)
には粗末に積上げたる煉瓦の
竈
(
かまど
)
あり。正面の一室の戸は半ば開きたるが、内には
白布
(
しらぬの
)
を掩へる
臥床
(
ふしど
)
あり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
……
籠手
(
こて
)
すね当てのかずを調べ、野郎どもに渡して置け。……くさりかたびらも大切だ、千切れた所はつづるがいい……たすきの
白布
(
しらぬの
)
頭
(
あたま
)
の
鉢金
(
はちがね
)
、さあさあ人数だけこしらえろ……
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
しらぬの(白布)の例文をもっと
(15作品)
見る
“しらぬの”の意味
《名詞》
しらぬの【白布】
白い布。しろぬの。はくふ。
(出典:Wiktionary)
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