“しょにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸人91.7%
初人8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのいえに従はねばならぬなり。同じく皆従ふなり。一人ひとりに従ふと諸人しょにんに従ふとの相違のみ。そのいづれかを選ぶべきやはこれその人の任意なり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
は、当御館おやかたにおかせられましては、このお庭の紅葉を、諸人しょにんに拝見の儀お許しとな、かねがね承ったでありまするで、戸外おもてから拝見いたしましてさえ余りのお見事。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『和名鈔』の時代には曾比そび、それが『壒嚢抄あいのうしょう』には少微しょうびとなり、近世に入っては少鬢しょうびんともなったが、なお播磨はりまでは将人しょうにん伯耆ほうき出雲いずもでは初人しょにん備前びぜん美作みまさかでは初爾しょにといって