“しょうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小胆50.0%
賞歎25.0%
湘譚12.5%
称嘆12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上小胆しょうたんで無分別で正直と来ているから、それほど厭でなくっても断りかねないのさ
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「やあ、おおきいだるまだなあ。」といって、二人ふたりは、自分じぶんたちのつくった、ゆきだるまををかがやかして賞歎しょうたんしました。次郎じろうは、すみでだるまのはなくちとをえがきました。
雪だるま (新字新仮名) / 小川未明(著)
黄の平生密輸入者たちに黄老爺こうろうやと呼ばれていた話、又湘譚しょうたんの或商人あきんどから三千元を強奪した話、又ももに弾丸を受けた樊阿七はんあしちと言う副頭目を肩に蘆林譚ろりんたんを泳ぎ越した話
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
思想においてははるかにゲーテにまさるものなりと称嘆しょうたんする者はけっして少なくない。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)