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しゆゆ
ふりがな文庫
“しゆゆ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
須臾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
須臾
(逆引き)
論じて
此
(
こゝ
)
に到れば、
吾人
(
われら
)
は今文明の急流中に
棹
(
さをさ
)
して、両岸の江山、
須臾
(
しゆゆ
)
に面目を改むるが如きを覚ふ、過去の事は歴史となりて、巻を
捲
(
ま
)
かれたり、往事は之れを追論するも益なし
英雄論:明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
須臾
(
しゆゆ
)
の間に衣冠を正しくして、秀郷を客位に
請
(
しよう
)
ず、左右
侍衛官
(
しえのかん
)
前後花の
粧
(
よそお
)
ひ、善尽し美尽せり、酒宴数刻に及んで、夜既に
深
(
ふけ
)
ければ、敵の寄すべきほどになりぬと
周章
(
あわて
)
騒ぐ、秀郷は
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
妻の過去を知つてからこの方、圭一郎の頭にこびりついて
須臾
(
しゆゆ
)
も離れないものは「處女」を知らないといふことであつた。村に居ても東京に居ても束の間もそれが忘れられなかつた。
業苦
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
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