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しゅろぼうき
ふりがな文庫
“しゅろぼうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
棕櫚箒
50.0%
棕梠箒
33.3%
棕呂箒
8.3%
棕櫚帚
8.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
棕櫚箒
(逆引き)
彼女は熱い鉄板の上に転がった
蝋燭
(
ろうそく
)
のように
瘠
(
や
)
せていた。未だ年にすれば
沢山
(
たくさん
)
ある
筈
(
はず
)
の黒髪は汚物や血で固められて、捨てられた
棕櫚箒
(
しゅろぼうき
)
のようだった。
淫売婦
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
しゅろぼうき(棕櫚箒)の例文をもっと
(6作品)
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棕梠箒
(逆引き)
衣装も髪も馬も桜も一瞬間に心の道具立から
奇麗
(
きれい
)
に立ち
退
(
の
)
いたが、オフェリヤの合掌して水の上を流れて行く姿だけは、
朦朧
(
もうろう
)
と胸の底に残って、
棕梠箒
(
しゅろぼうき
)
で煙を払うように、さっぱりしなかった。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しゅろぼうき(棕梠箒)の例文をもっと
(4作品)
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棕呂箒
(逆引き)
玄関へ飛んで出た助手の滝山は、
棕呂箒
(
しゅろぼうき
)
のような頭を指で
掻
(
か
)
き上げながら、少し気違じみた眼を見開きました。後からは、差しのぞくように、オドオドしたその妻三枝子の眼。
水中の宮殿
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
しゅろぼうき(棕呂箒)の例文をもっと
(1作品)
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棕櫚帚
(逆引き)
こういう風に挙げてくると、女の
黄楊櫛
(
つげぐし
)
から、さては菓子型の類、庭を
掃
(
は
)
く
棕櫚帚
(
しゅろぼうき
)
などに至るまで、仕事のよいのを色々と拾うことが出来ます。京都は今も手仕事の都といわねばなりません。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
しゅろぼうき(棕櫚帚)の例文をもっと
(1作品)
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