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棕梠箒
ふりがな文庫
“棕梠箒”の読み方と例文
読み方
割合
しゅろぼうき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅろぼうき
(逆引き)
世の中はどうでも勝手に
棕梠箒
(
しゅろぼうき
)
。私は自分勝手に唯一人
日和下駄
(
ひよりげた
)
を
曳
(
ひ
)
きずりながら黙って裏町を歩いていればよかったのだ。議論はよそう。皆様が御退屈だから。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
衣装も髪も馬も桜も一瞬間に心の道具立から
奇麗
(
きれい
)
に立ち
退
(
の
)
いたが、オフェリヤの合掌して水の上を流れて行く姿だけは、
朦朧
(
もうろう
)
と胸の底に残って、
棕梠箒
(
しゅろぼうき
)
で煙を払うように、さっぱりしなかった。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
満蔵は庭を掃いてる様子、姉は
棕梠箒
(
しゅろぼうき
)
で座敷を隅から隅まで、サッサッ音をさせて掃いている。姉は実に働きものだ。姉は何をしたってせかせかだ。座敷を歩くたって
品
(
ひん
)
ぶってなど歩いてはいない。
隣の嫁
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
棕梠箒(しゅろぼうき)の例文をもっと
(4作品)
見る
棕
漢検1級
部首:⽊
12画
梠
漢検1級
部首:⽊
11画
箒
漢検1級
部首:⽵
14画
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棕梠箒売
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“棕梠箒”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
夏目漱石
永井荷風