“しゅくゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祝融83.3%
祝融夫16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵粮方ひょうろうかたの親族に死なれ、それからやむを得ず再び玄関をひらくと、祝融しゅくゆうの神に憎まれて全焼まるやけと相成ったじゃ、それからというものはる事なす事いすかはし
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ついに大日輪黄帝こうていやみと地の邪神祝融しゅくゆうに打ち勝った。その巨人は死苦のあまり頭を天涯てんがいに打ちつけ、硬玉の青天を粉砕した。星はその場所を失い、月は夜の寂寞せきばくたる天空をあてもなくさまようた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
「無礼な奴、誰だ?」と一族の者が覗いてみると、孟獲の妻の祝融夫しゅくゆう人が、しょうって長々と昼寝していたのである。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)