“黄帝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうてい66.7%
くわうてい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついに大日輪黄帝こうていやみと地の邪神祝融しゅくゆうに打ち勝った。その巨人は死苦のあまり頭を天涯てんがいに打ちつけ、硬玉の青天を粉砕した。星はその場所を失い、月は夜の寂寞せきばくたる天空をあてもなくさまようた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
黄帝こうてい曰く、「形、にして神、化せず」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
註に所謂黄帝くわうていの曲が載せてある。貨狄くわてきと云ふものが蜘蛛の木葉に乗るを見て舟を造り、黄帝に献じたと云ふ伝説を叙したものである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)