“しめて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
惣計50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくして建物が竣成しゅんせいし、品物が整理せられ、陳列を終って開館の運びに至ったのは、昭和十一年十月二十四日のことであった。本館は階下六室、二階五室、これに西館の三室を加えしめて十四室から成る。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
殺すことは古今の強惡がうあくなり始終は白刄しらはさびと成べし必定々々かならず/\此後は屹度きつと止られよと云たることも三五郎から聞たるぞ今では汝れも大造たいそう身代くらしに成たに付昔しのえんで三五郎も一年越の不仕合ふしあはせ故度々無心には行しが都合つがふ惣計しめて金八十三兩かしたに相違は無しサア/\此方こつちからして盜人ぬすびと上前うはまへ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)