“しばさんない”の漢字の書き方と例文
語句割合
芝山内100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな事を言いながら、三人は芝山内しばさんないから麻布狸穴あざぶまみあなへ、うらうらとゆらぐ、街の陽炎かげろうを泳ぐように辿たどっていたのです。
なにがし法學士はふがくし洋行やうかう送別會そうべつくわい芝山内しばさんない紅葉館こうえふくわんひらかれ、くわいさんじたのはの八ごろでもあらうか。其崩そのくづれが七八めい京橋區きやうばしく彌左衞門町やざゑもんちやう同好倶樂部どうかうくらぶ落合おちあつたことがある。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
これについて見るに芝山内しばさんないの学寮は文化三年三月四日火災にかかった後、再建せられたものが八十二宇ほどあった。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)